ラグビーワールドカップ2023における日本のパフォーマンスを総括

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ラグビーワールドカップ2023はまもなく決勝を迎えるにあたり、熱狂が最高潮に。観客動員数も、前回大会と比較し大幅に増えています。

一方で、前回大会で世界的な評価を獲得した日本代表は、今回大会ではどのようなパフォーマンスを見せたのでしょうか。本記事では、日本のパフォーマンスを総括し、さらに決勝の直前予想についても紹介します。

ラグビーワールドカップ2023とは

ラグビーワールドカップは、ラグビーの世界選手権大会で、この競技における最高峰の国際的なトーナメントです。

4年に1度の周期で開催されており、初の大会は1987年にニュージーランドとオーストラリアで共催されました。それ以来、世界各国が持ち回りでホスト国となり、世界中からのトップクラスのチームが集まっています。

そして、迎えたラグビーワールドカップ2023は10回目の開催となります。また、今年の開催国はフランスで、開催期間は9月8日から10月28日。全20チームが参加しており、観客数は準々決勝を終えた時点で200万人を突破しています。

各国が自国のプライドをかけ、世界ランキングの向上、そしてスポーツとしてのラグビーの普及と成長に寄与するために、熱戦を繰り広げています。

日本の前評判および結果

前回のラグビーワールドカップ2019日本大会で、見事ベスト8まで勝ち残った日本代表。今大会は2年連続ベスト8、あるいはそれ以上の成績を目標として、大会に望んできました。

1次リーグでは日本はプールDに入り、イングランド、アルゼンチン、サモア、チリが同組に入りました。日本代表のリーチ・マイケル主将が「タフな組に入った」と言うように、日本代表が世界ランク13位の一方、イングランドは6位、アルゼンチンは9位、サモアは12位、チリは22位と、格上が並ぶ戦いに。

しかし、前回大会では、日本は1次リーグ全勝という番狂わせを達成。したがって、「プールDは、どこが抜けるのか予測が難しい」という評価がなされていました。

ただ、すでに終了した1次リーグの結果では、日本は2勝2敗。健闘するも、残念ながら2年連続のベスト8進出はなりませんでした。しかし、1次リーグ最後の試合となった対アルゼンチン戦では27対39で敗北しましたが、追いつくチャンスは幾度も到来。したがって、チャンスを活かせなかったシーンにおいては日本は伸び代がある一方で、世界と戦える強度は充分に示すことができました。

ラグビーワールドカップ2023の決勝進出国および優勝国は?

ラグビーワールドカップ2023の決勝進出国は、ニュージーランドと南アフリカに決定。最終日に試合は開催されます。

おすすめブックメーカーリストにて決勝のオッズを観察すると、現時点では世界ランク4位のニュージーランドが1.9倍、世界ランクの3位南アフリカが2.1倍。つまり、ニュージーランドがやや優勢であると予測されています。また、ラグビーワールドカップ2023開催前の時点では、ニュージーランドと南アフリカは、どちらも4.0倍でした。

なお、過去の大会では、両国ともに3度の優勝経験があります。一方で、南アフリカは前回大会で優勝しており、ニュージーランドの優勝は8年前となります。

そのため、悲願の連覇を狙う“スプリングボックス”こと南アフリカ、8年ぶりの王座奪還を目指す“オールブラックス”ことニュージーランド、どちらが勝利しても大きな歴史を残すことになるでしょう。

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