宮野厚司博士、宮野エレーナの過去・経歴を時系列でまとめてみた【名探偵コナン考察】

 

宮野厚司博士、宮野エレーナの過去・経歴

宮野博士は若い頃、自費で本を出版した

41巻 いつ頃かは不明

宮野博士が若い頃に出版した本のデザインを請け負った同級生で幼なじみのデザイナーの存在を知り会いに行くコナンたち。

その本は

 

30年前 宮野博士はスポンサーの研究施設へ

41巻 宮野博士(24歳前後)

デザイナーで友人である出島社長は宮野博士の家を借りて30年間住んでいた。

出島がその家を借りた30年前、宮野博士はスポンサーの大きな研究室に行くと言っていた。

自分の理論を認めてくれたスポンサーの大きな研究室に行くと言っていたが・・・

この時コナンと灰原は黒の組織の研究室と推理したが、実際は別の研究室だった。

 

宮野博士の同級生(デザイナーで宮野の家を借りた)出島壮平(でじまそうへい)

の年齢はこの時54歳。

30年前ということは宮野博士も同級生なので

24歳前後。

それから24歳~30歳くらいまでの間、

宮野博士はその研究室で薬の開発をしていた。

 

宮野は「白鳩製薬」の研究室で働いていた

96巻

その別の研究室とは

白鳩製薬(しろはとせいやく)。

宮野は薬の開発チームの一員としてこの製薬会社で研究をしていた。

昔は有名だったんじゃぞ!よく効く薬を安く売ってくれるって・・・

結構大きな会社だったんじゃが・・・なぜか急につぶれてしまったんじゃよなぁ・・・

 

博士の発言から、有名で大きな会社だが、いい薬を安く売ってくれるという、良心的な思想を持った安全な会社だった。

白鳩の「白」というカラーが、明らかに「黒」の組織と正反対の位置にいることを示しているように思える。

 

だってその会社・・・30年前に薬の開発チームの一員として、私の父が働いていた製薬会社らしいもの・・・

灰原は姉に聞いて知っていた父の事実を突然話し出す。

それは博士が持ってきた白鳩製薬の風邪薬がきっかけだった。

 

マッドサイエンティストとして学会から追放される

しかしこの頃、学会からはマッドサイエンティストと叩かれ、追放されたとも言われている。

ええ・・・母はあまり知られていないけど・・・

父の「宮野厚司」の名前なら、その方面にとどろいてるらしいわよ・・・

学会から追放された・・・マッドサイエンティストとしてね・・・

マッドサイエンティスト? 気さくで感じのいい男じゃったぞ・・・ワシの発明品も気に入ってくれとったし・・・

博士仲間であるアガサ博士は、発明品の発表会で宮野に二、三度会っていた。

マッドサイエンティストという噂は誤解のようで、博士の証言どおり、

後に明らかになる宮野厚司の人柄はとても感じがよく見える。

 

そんな人柄をくつがえすほど、その研究は怖ろしいものだったのか・・・

それとも罠にはめられたのか・・・

 

 

宮野厚司とエレーナが結婚

41巻 その後宮野厚司はエレーナと結婚する。

ああ・・・彼女がイギリスから日本に留学している時に知り合ったそうじゃ・・・

結婚した時期がいつ頃かは分からないが、

明美の年齢からエレーナが明美を妊娠したのは25年前かその前後。

明美が20年ぐらい前4、5歳ということはエレーナが24歳くらいで出産。

 

なので宮野博士の働いていた白鳩製薬が倒産した25年前の同時期か、それ以前には結婚していた事になる。

 

 

25年前 白鳩製薬が倒産する

96巻

倒産したのは25年前・・・

その原因はもっと大きなグループがその会社を買収しようとしてうまくいかなかったから・・・

灰原の話によると、大きなグループが白鳩製薬を倒産させた。

これは単純に考えると烏丸グループが白鳩製薬を倒産させた。

と解釈できる。

倒産してしまいやむなく夫婦で町医者を開業したみたい・・・

その町医者時代も例のグループから何度も勧誘され続けてて・・・

父はずっと断ってたらしいんだけど・・・

何かのきっかけでそのグループのラボに・・・

この後の回想シーンで分かったのは小さな町医者では経営が難しく、

片手間に研究を続けるのも難しかったからなのか。

 

有力なのは、明美とエレーナの3人家族なら町医者でも何とか生活ができたが、

志保(灰原)を妊娠したと分かり、4人だと生活が厳しくなると思い

烏丸グループの話を飲んだか。

 

そんな風に読み取れたが、灰原はこの事実は知らない様子。

いつか気づく時がくるのだろうか。

自分がきっかけで両親は組織に足を踏み入れ亡くなった・・・

そんな負い目をを灰原に背負わせるための試練を作者があえて与えたように思える・・・

 

そして気になるのは白鳩製薬が倒産した背景。

もしも、

烏丸グループが宮野を研究者として迎え入れ、薬を作らせるために、

今働いている白鳩製薬をその為だけに潰したと考えたら、怖ろしい話ですよね。

 

 

 

20年前 新たな研究施設へ移ろうとする宮野博士

95巻 宮野厚司(35歳) 宮野エレーナ(29歳)

研究施設からは離れたものの、小さな町医者として働きながら研究を続けていたと思われる宮野博士。

あなたの研究をバックアップしてくれる施設に移る話・・・

あれは断ろうと思っているよ・・・

君のお姉さんも少し胡散臭い(うさんくさい)って言ってたしね・・・

お姉さんとは、世良真純の母であるメアリー世良(領域外の妹)だと思われる。

でもスポンサーはあの烏丸グループでしょ?

そうなんだが悪い噂も聞くよ?

また学会でマッドサイエンティストと叩かれるのもなんだしねぇ

こうやって回想シーンで見てみると全く「異常な科学者」の雰囲気はなく、

まっとうな考えを持つ人柄に見える。

けど、あなたの研究はこんな町医者の片手間にできる研究じゃないし・・・

給料がいいならこの病院畳んで私もその研究手伝うわよ?

いいよ、家族3人、これで十分やっていけてるんだから・・・

3人とは厚司、エレーナ、明美。

4人よ♡ 今、3ヶ月だって!

この時お腹の中には志保がいた。

明美がこの時5歳くらいとしたら、志保とは5歳離れているので、

現在の実年齢は志保が18歳としたら明美が生きていれば23歳くらいだった。

 

おおそうか!じゃあその話、もう一度考えてみるかな・・・

生まれてくる宮野志保(灰原哀)のため、生活のために研究の道を選ぶ宮野博士・・・

灰原が知ったら、結果的に残酷な真実でもありますね。

あなたの夢なんだから・・・そう簡単に諦めないで!

この研究は宮野厚司の長年の夢だった。

 

烏丸の研究施設で作らされていたのはアポトキシン4869

96巻

まさか言える訳ないわよね・・・

行った先のラボで父と母が作らされていたのは・・・

私と工藤君の体を幼児化させた薬だったなんてね・・・

灰原の心理描写から確定したのは、

宮野夫婦がアポトキシン4869を開発していたこと。

しかし気になるのは、

「作っていた」のではなく、

「作らされていた」

という言い回し。

 

このことから、宮野博士が長年の夢だった自分の研究とは関係ない、

もしくはそれを悪用させられている、

ということも考えられる。

 

 

 

20年前 宮野博士が幼なじみの出島に大事な用があると訪ねてくる

41巻

その後、家を貸した同級生の出島社長に会いに来た宮野博士。

社長は留守中だったが何か大事な用があったとのこと。

この大事な用とは何だったのか。

幼なじみで同級生の信頼できる友人に伝えたかった何か。

今後重要な伏線となる可能性もある。

 

外国人のきれいな奥さんと4、5歳ぐらいのかわいい娘さんを連れて・・・

奥さんはエレーナ、娘は明美。

何か社長に大事な話があったみたいで、結局ここに一泊して帰られましたよ・・・

もう20年ぐらい前ですかねぇ・・・

20年ぐらい前ということは、

出島社長が54歳なので

同級生の宮野博士は34歳前後。

エレーナは28歳前後。

 

「ぐらい前」と、あいまいな表現なので、年齢は前後する。

 

旦那は絶えず窓の外を気にしていたし・・・

そーいえばあの時、この家の前にずっと車が停まってたな・・・

ああ、スモークガラスの黒い車・・・

 

出島社長を訪ねた時、宮野一家には監視がついていた。

監視に気づかれる危険を承知で、

留守の出島を待つため1泊し、家にまで泊まった宮野博士。

 

その真意は今の時点では謎である。

 

しかし、烏丸の研究室に入ってから監視されていたと考えると、

スポンサーの話をしていたのが宮野厚司が35歳。

 

出島を訪ねたのが20年ぐらい前で曖昧だが、

志保の姿がないのでまだ妊娠中とすると、

→ 宮野厚司が35歳か36歳くらい、

宮野エレーナが29歳か30歳くらい

この期間に烏丸の研究室に入り、

早い段階からすでに組織の監視下にあった。

 

 

17年前 宮野夫婦は事故死

宮野厚司(38歳) 宮野エレーナ(31歳)

これは研究中の事故死と灰原が聞かされているだけで、

宮野夫婦が死亡したという確証はどこにもない。

 

しかし、

灰原が両親の研究を受け継いで

組織に薬を作らされていたことを考えると、

死亡説は否定できない。

 

それは

もし生きているとすれば、

何らかの事情で別のものを開発するため隔離されているとか、

開発を断り、組織から逃げ、別の策を練っているとか、

開発ができない体になったが、頭脳は必要なため生かしているとか、

いろいろ理由はあるが、

 

いずれにせよ、

生きていれば組織は宮野夫婦を薬の開発に関わらせるだろうし、

なにより、

一番大切な子供たち、

明美と志保を残して逃げるのは考えにくい。

 

何かの作戦があり一旦は逃げたとしても、

子供たちを人質にとられているも同然な状況で

危険が及ぶような真似はするはずがない。

 

灰原が薬の開発に関わっているのに両親に出会えないということは、

やはり組織の手によって抹殺されているか、

事故死していると考えてしまう。

 

読者としては、

実は生きており、灰原との涙の再開。

という展開を切に望んでしまう。

 

 

 

 

 

 

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