脇田兼則はラム確定!?その伏線と根拠とは?
コミックス92巻にて初登場し、ラム候補の一人として名前が挙がっている
「脇田兼則」
黒田、若狭よりも圧倒的に「RUM感」が薄い気がする脇田だが、
実は一番疑われているのは脇田だったりする。
その伏線や根拠を気になっているものを抜粋して
まとめてみました。
脇田と灰原はまだ対面していない
灰原といえば、黒の組織の「におい」を直感で察知できる
「灰原センサー」なるものがそなわっているため、
脇田と灰原が対面すれば
脇田=ラムということが早々に分かってしまうので
いまだ顔を合わせていない。
さらにRUMは黒の組織のボスの側近で、NO.2であるという
情報から、
ボスに長年仕えたという「ピスコ」のように、
灰原の幼少期の顔を知っている可能性があり、
2人が対面する描写を後回しにしているのではないか、
と考えられる。
他2人、黒田と若狭は灰原とすでに
対面している。
黒田には怯えた反応を示したが、
「ただ顔が怖かっただけ」という発言がある。
若狭には「義眼」のワードが出た瞬間
若狭のただならぬ殺気に灰原センサーが反応するものの、
その後
「わたし若狭先生のこと好きだから」
と意味深な発言を残している。
灰原は感覚的に「敵」「味方」を察知する能力が
あるので、
この言葉は今のところ理由は不明だが、若狭は味方であるという
可能性が高い。
脇田兼則だけ左目が義眼
RUMは17年前の羽田浩司の事件で
おそらく失明をし義眼になったのではないかと思われる。
左右どちらの目が義眼になったのかは明らかにはなっていない。
しかし可能性として以下のエピソードが挙げられる。
さざなみ編のメアリーと赤井秀一のケンカ
世良真純や赤井秀一が
父親である赤井務武の影響で
ジークンドーの格闘技を身に着けたというエピソードから、
赤井務武がラムをジークンドーの技である
「目つぶし」で失明させたのではないかと言われている。
そして92巻のさざなみ編で、
メアリーと赤井秀一は親子ゲンカの際、おそらく目つぶしの技、
「フィンガージャブ」でお互い目の下にアザを作っている。
そのアザの位置に注目してみると、
赤井秀一は左利きのため、メアリーのアザは右目になっている。
メアリーはおそらく右利きのため、赤井秀一のアザは左目。
父である赤井務武の利き手は分からないが、
世界の人口のうちの10%が左利き、
90%が右利きと言われているし、
確立からいって
赤井務武は右利きだと想定すると、
ラム候補の3人のなかで黒田、若狭は右目を失明、
脇田だけが左目に眼帯をしている(ものもらいと言っているが左目を失明の可能性)
確証はないが、メアリーと秀一がわざわざケンカで
目つぶしをやりあったというシーンが描かれているのも
左右どちらの目を失明しているのか、
利き腕からケガをした場所が分かるよう用意されたシーンのようにも思える。
そして目つぶし=ラムの義眼と連想することができる。
脇田(ラム)は赤井務武によって左目を負傷し義眼になった
可能性があるということ。
左利きの相手に黒田と若狭、2人もやられたという展開は
確立からしても考えにくいので、何かの事故で失明してしまった
ことが考えられる。
しかし、赤井秀一、ジンは左利き、
というキーワードは今後の伏線としても重要になってきそう
なので、
この「利き手」のワードは今後も注目したいですね。
脇田兼則「こいつはトンチがきいてるねぇ」
若狭先生がプロゴルファーを捕まえ新聞に載った時(92巻)
こいつはトンチが利いてるねぇ
若狭留美のアナグラム
WAKASARUMI
Wをひっくり返すと
RUM I’M ASAKA
と読めることから
「有名人のプロゴルファーを退治した小学校の先生」を
わざと演出し、新聞に載ることで自分のアナグラム=メッセージ、
WAKASARUMI
RUM I’M ASAKA
(ラム、私は浅香だ)
と若狭が自分の存在が目に留まるようにした説が濃厚。
理由はまだ分からないが、
若狭は羽田司二と何らかの深い関係性(恋人関係?)がありそうなことから、
復讐のため自ら正体を明かし、RUMをおびき寄せているようにも見える。
トンチが利いてる=脇田はラムで若狭の名前のアナグラムを解いて
「宣戦布告か、面白いじゃねーか・・・」
というニュアンスも込めて言っているセリフに聞こえる。
ですがこのアナグラムに関しては色々な解釈があり
少し釈然としないのと、
羽田、若狭、脇田、など
みんなアナグラムを使っているところがちょっとストーリー的に不自然な
気もします(^^;)
「ラムはせっかち」の意味
安室がコナンに出したヒント
ヒントとして君に言えるとしたら・・・
その人物はとてもせっかち・・・
ーーーって事ぐらいかな?
これは単純に、
RUMからのメールにあった
「Time is money!」
とラムが好んでよく使う言葉。
「時は金なりだ、早くしろ!」
というラムの性格を把握しており、
さらにラム=脇田が自分の偽名を
「時は金なり」
↓
「TOKIWAKANENARI」
↓
「WAKITAKANENORI」
↓
「脇田兼則 わきたかねのり」
ともじっていることを
コナンに暗号、ヒントとして与えたと考えられる。
この「せっかち」というヒントだけで、
「Time is money!」のことも知らないコナンが
脇田兼則にたどり着くのは厳しいし、
あまりヒントというヒントにはなっていない気もするんですが、
他に何か意味があったらもっと面白いですよね。
安室と諸伏警部の伏線
脇田=ラムを決定づける根拠として、
97巻の雪山での事件が最も重要になってくる。
殺人現場の動画に偶然映った安室を見て、
長野県警の諸伏高明は弟スコッチの親友である降谷零の存在に気づく。
その直後、
黒田管理官が長野県警にいる諸伏へ電話をかけているシーンがあるのですが、
この電話の内容は作中で明らかにされておらず、
今後の伏線に繋がっていくのかと思っていましたが・・・
それはこの違和感のあったラストシーンに繋がっているのだと分かりました。
自分の弟(スコッチ)の殉職を知らせてくれた安室と対面したにもかかわらず、
覚えていないフリをした長野県警・諸伏高明。
これはおそらく安室が黒田へRUM(脇田)と同行している状況を伝え、
先ほどの電話で黒田が諸伏に口止めをしたから。
安室が以前にスコッチの遺品(スマホ)を諸伏宛に送っており、
その送り主に気づいた諸伏がRUMの前でそんな話をすれば
安室が公安であることがバレることはおろか、
諸伏の命まで危険にさらしてしまうかもしれない。
そのため安室が黒田経由で諸伏にわざと他人行儀をよそおわせたのだと思われます。
それはやはり、
脇田=RUMがそばにいたから。
という脇田=RUM説が濃厚になってくるということです。
さらにラストのページでは、
時は金なり・・・と言いますしね・・・
このようにRUMにつながる意味深な言葉を残しています。
一刻千金も、
一寸の光陰軽んずべからずも、
時は金なりと同じような意味。
RUMの口癖、
「Time is money 」=「時は金なり」
そしてアナグラム
TOKIWAKANENARI(時は金なり)
⇓
WAKITAKANENORI(脇田兼則)
遠回しにRUMに宣戦布告している感じにもとれますね。
諸伏は脇田の正体がRUMであることを知っている、
と読者に示しているシーンということです。
というわけで、
この雪山事件のこのシーンで、
ここまで分かりにくく脇田に怪しまれないように動いている
ところを見ると、
脇田=ラム説はほぼ確定に近くなっているかと思います。
黒田、若狭はラムっぽい怪しい雰囲気をあからさまに
出しているのに、
脇田だけこんなに細かく分かりづらい伏線を張っているのが
その証拠かと思います。
そして気になったおまけシーン。
雪山事件でコナンと安室さんが同時に暗号を見破ったシーン。
よく見て下さい。
脇田も同時に「ひらめいた!」顔してますよねw
この表情が意図的に描かれたものだとしたら、
脇田がコナン、安室たちと同等の推理力の持ち主だという事を
この1コマで物語っている。
と、そう受け取りましたよ、青山先生w
寿司屋の事件では推理を外したフリをしていたけど、
このシーンでコナン並みの推理力ということが判明。
これも脇田=RUM説の布石では?
(ちょっと根拠が薄いですが・・・)
ん?そうするとコナンより先に事件を解いてさりげなくヒントを
出していた若狭先生の方が格上という事になるけど・・・。
というわけで、
他にも根拠はたくさん散りばめられているとは思いますが、
気になった箇所を抜粋してみました。
名探偵コナン (97) (少年サンデーコミックス)
トレーディングイニシャルアクリルキーホルダー
Another works