赤井務武(あかいつとむ)は生きている?
92巻 さざ波シリーズの回想シーンにて
10年前、赤井秀一と母であるメアリー世良の会話から
頭を冷やして思い出しなさい・・・
主人が死ぬ前、この安全な国に私達を送った時に言った言葉を・・・
「いいか、この先、私はいないものと思え・・・
どうやら私はとんでもない奴らを敵に回してしまったようだ・・・」
ーーーっていうあのメールをね・・・
母さんこそ忘れてるんじゃないのか?
父の遺体はまだ発見されていないって事を・・・
この会話から分かることは、
・メアリー世良は夫である赤井務武が死んだと言っている。
・赤井務武は「いないものと思え・・・」とメールで言っているだけ。
・息子である赤井秀一は父の遺体はまだ発見されていない=生きていると思っている。
ということ。
アメリカで勉強したいって言うから留学させたのに・・・
実は「父の事件の真相を探りに行ってた」ですって?
秀一は父の事件の真相を知るためにアメリカに留学していた。
秀一兄さん・・・
ああ、7年振りか・・・大きくなったな秀吉・・・
この回想シーンが10年前なので、
赤井秀一が父の真相を探るべくアメリカに渡ったのは今から17年前。
現在の赤井秀一は33歳なので、
この回想シーンの「さざ波シリーズ」の時は10年前で23歳。
それ以前は7年間アメリカ留学していたとして渡米直前は16歳。
赤井務武は17年前の羽田浩司の事件を調査するため渡米し姿を消した。
ということは
赤井秀一が16歳の時に父親である赤井務武が消息を絶ったことになる。
17年前の羽田浩司殺害事件をきっかけに
赤井務武が姿を消し、
赤井秀一は父が行方不明になってからすぐに渡米したことになる。
96巻 世良真純の回想シーン
ロンドンでパパに会いに出て行ったママが・・・
少女の姿で帰ってきたのを目の当たりにしてなきゃね!
腑に落ちないのがこのセリフ。
ロンドンでパパに会いに出て行ったママが・・・
と、当たり前のように父親が生きていることを証言しています。
この回想シーンから読み取れるのは、
これがいつ頃かはわかりませんが、
世良真純は中学生から高校生くらいの姿。
このまま単純に考えると、
17年前に消息を絶ったはずの赤井務武。
しかし世良真純とメアリーは父親の生存を知っていて密会していた。
おそらくこれが初めて赤井務武に会いに行くシーンではない。
笑顔でメアリーを見送る世良の表情からしても、この時以前に、赤井務武に会っているか、生存を確認している。
世良真純が生まれてから初めて父親に会うのであれば、
こんなに余裕の表情ではなく、もっと深刻な表情で描かれるはず。
むしろメアリーについて父親に会いにいくはず。
もし、赤井務武から連絡が来たと見せかけて組織の罠、という場合もあるので、
メアリーが真純を守るために置いていった・・・としたら、
余計に真純は深刻な表情をしているはず。
これが本当なら、
16歳から必死に父を探していた赤井さんがかわいそう過ぎません?
何かの事情があって秀一には話せなかったとして、
それでも父を探すためにFBIにまでなって、父の遺体は見つかっていないと、生存を信じている赤井さん。
もし本当だったら、
時間返せってなりますよ。
生きてたとしても相当遺恨残りますよ。
この辺はどうか、赤井さんのためにも、納得のできる展開をお願いしたいところです。